採用情報

入社後の１ヶ月間は、社内にて同期と共にビジネスマナーなどの社会人としての基礎、当社で扱う製品の基礎を学ぶ研修に参加しました。その後、CDR（ペースメーカー／ICD関連情報担当者）資格試験に合格するための勉強会に毎週参加し、知識を習得しつつ、OJTトレーナーが担当する施設では日常の業務や院内での立ち振る舞いなどの基礎を学びました。そのような中、部内再編があったことにより、１年目の夏頃から心臓血管外科(CVS)分野を担当することになりました。現在は、先輩社員が担当する大学病院のサポートをしつつ、他施設での業務も行っています。
心臓血管外科(CVS)分野では、主に人工弁や人工血管などを取り扱っています。患者様の体内に入れるものですので、手術の際は念入りな打ち合わせを行います。しかしある時、緊急手術でドクターが必要としている物品をいち早く届けなくてはならない場面がありました。そのような中で、急いで用意した物品を使っていただき、無事手術が終了したときには、今までの準備が報われ大変やりがいを感じました。
また、念のため用意した物品が必要になり、事前準備が活きた際にはドクターに「用意してくれてて助かったよ」と言っていただくこともありました。
現場のスタッフさんやドクターに信頼していただくことは簡単ではありませんが、常に真摯に接することで関係性が構築されていくものだと、先輩方を間近で見て感じています。

当社ではOJT制度を採用しており、新卒ひとりひとりにOJTトレーナーが付きます。入社直後の右も左もわからない状態から、トレーナーには社内業務や取引先の病院での立ち振る舞いなど、基礎から教えていただきました。CDR資格試験の勉強面でもサポートしていただき、月に一度のOJT面談では目標設定や現状のヒヤリングなど行っていただきました。ほかの先輩や上司も、日ごろから声をかけてくださり、フリーデスクを採用していることでコミュニケーションも取りやすく、質問などもしやすい環境で仕事ができています。
一年目は取引先の施設に先輩と同行することが多くありますが、当社では虚血性心疾患(PCI)部門や心臓律動管理(CRS)部門のみならず、心臓血管外科や脳神経外科、消化器内科などの物品も扱っているため、様々な分野の業務に触れることができ、症例知識が豊富な先輩から多くのことを学ぶことができます。私は入社当初、心臓律動管理(CRS)部門に配属され、いくつかの施設に先輩と同行する中で、心臓血管外科担当の先輩と同行する機会がありました。その際に、心臓手術の奥深さと緻密さに大変興味を持ち、心臓血管外科の業務にも携わりたいと思うようになりました。そういったことを何気なく先輩や上司に話していたところ、部内再編をきっかけに心臓血管外科の担当をすることになりました。「自分がこうなりたい」「こんな業務もやってみたい」そんな意見も常に把握し、機会を与えてくださる環境があることも当社の強みだと思います。

一年目の大きな目標の一つに、「CDR（ペースメーカー／ICD関連情報担当者）資格試験の合格」がありました。社内勉強会に毎週参加し知識を習得しつつ、先輩との同行の際に教えていただくことで、一年目の冬に受けた試験で合格することができました。簡単な目標ではありませんでしたが、当社には合格のために勉強面でサポートしてくれる先輩方がたくさんいることや、知識を習得するための環境が整っていることで、目標を達成することができました。また、CDR資格試験の勉強をしていく中で、心電図の読影に興味を持ち、心電図検定三級を受験し合格することができました。先輩にはCDR資格を持った方々がいつでも質問に答えてくださったことや、心電図検定一級を持っている上司から刺激を受けたことで、高いモチベーションで試験に望むことができました。
また、年に1度の業績表彰の際に、積極的な取り組みを評価いただき、入社1年目で報奨金をいただいたことも自信につながりました。
今後は多くの分野に対応できるマルチスペシャリストとなるべく、資格が活きる心臓律動管理(CRS)部門や現在担当している心臓血管外科の知識だけでなく、当社で扱う様々な分野の知識を付けたいと考えています。具体的には脳神経外科分野など、まだ当社では取引量の少ない分野の知識などを積極的に身に付けることで自らの成長につなげ、新規開拓や院内開拓などで営業として会社に貢献していきたいと考えています。